私は現在40代前半の男性ですが、3年前に前職を退職して現在の仕事はもうじき1年が経過しようとしている時期です。
まず私は前職の仕事を3年前に退職しました。
書類上は会社都合退職ということにしかなっていませんが、そこに至るまでの過程は私にとっては壮絶なものでした。
私は大学卒業後に入社した食肉卸の会社をBSE(狂牛病)の影響で会社都合退職を余儀なくされました。


その後パソコンを習いに行ったり、アルバイトをしながら生計を立て、30歳手前でとある物流会社の倉庫要員(リフトマン)として採用されました。
その会社は洋紙や段ボールを取り扱う会社であり、私は洋紙の平版というのを取り扱う倉庫で長年勤務しました。
その会社では仕事を覚えるのに最初の半年ほどは苦労しましたが、その時期が過ぎると特に問題なく勤務し続けて8年ほどが経過しました。
ただその会社は荷主である親会社からのオーダーで仕事を行っているのですが、そことの連絡は私ではなく事務員さんが行っており、現場で働く私にはその親会社の担当者の意図が十分に伝わりづらいという問題はずっと抱えていました。
そして8年経過した時期に段ボール部門の配車担当の人間が今の仕事を辞めたいと言い出した時に、その人間を引き留めるために私が行っていた仕事をさせ、私には段ボール部門の倉庫要員をするように命じられました。
私はそれまでに段ボール部門の方は建物の場所さえ知らない状態であったために、仕事が全くできずに半年経過しました。
すると会社の上司は私に発達障害の疑いをかけてきました。
この上司というのは現場作業の経験がない単なる親会社からの天下り人間であったために、私が仕事がまったくできないのはそういった問題だと考えたようです。
この件が人間として許せなかった私は地域労組に加入して2年ほど会社と団体交渉などを続けてきました。
そして退職を迫ってきた会社側に対してこちらは裁判などで決着をつけるしかない状況になってきました。
そしてその裁判の展望を法律事務所に聞きに行ったのですが、そこでの勝ち目は相当に薄いと言われました。
その法律事務所の方が言うにはあくまで労働問題が主眼であって、人権的な問題はあまり争点にならないというのです。
そしてこの話を聞いた組合の担当者は見事に会社側に寝返って私に退職を迫り、最終的に私は退職せざるを得なくなりました。
この時の私の心境としては、その担当者が寝返らなければ裁判もやっていたのかもしれませんが、その人間が寝返ってしまってはもはやどうにもならないという心境でした。
このような壮絶な前職の退職を経てから私は派遣社員として働き始めましたが、8か月経過した時期に突然の派遣切りにあいました。
その後は再び正社員での就職を目指して活動を続けましたが、現在の仕事が決まるまでは実に10か月ほどかかりました。
現在の仕事はある大手倉庫会社での下請けでの作業をする作業員です。
前職では商品の入出荷などを行うだけであり、しかも1人作業の現場だったのですが、今やっている仕事では作業員は私のほかにも作業員の方がいます。
社員の作業員の方がいるのですが、それだけでは作業できない状況の時には派遣会社に人材を依頼しないといけません。
私は今の職場に入ってからもうじき1年になるのですが、つい2か月ほど前から前任者から引き継いでそういう仕事をしていますが、なかなか難しいというのが正直な感想です。
まず1番難しさがあるのは、倉庫の荷物置き場には限界があり、作業の進行状況を自分である程度先読みして作業が途切れないようにする必要があります。
しかもそういう荷物を用意するのはまた別の物流会社の方であるために、こちらの都合だけで物事が進みません。
そして次に難しいのは人材の手配です。
派遣会社に人材を依頼するのですが、人を呼んでおいて作業がなくなる状況が一番まずいのでそれも考えないといけません。
また人材を依頼していても平気で欠員が出たりすることも頻繁にあり、しかもそれは当日にならないとわからない中で仕事をしています。
また自分の部署の作業がない時にはほかの部署の仕事をしないといけないのですが、ほかの部署でも私がいる部署と同じように派遣社員を手配して仕事をしているので、その人数調整もする必要があります。
前職では特に何も考えずにその日の作業をこなすだけでよかったのと比べると、かなりやることが多くなります。
正直給料の額からしたら不満があるのですが、このような経験をすることによって中年労働者としての価値があがるので今はなんとか頑張っています。
というのも私のような中途採用での就職を目指す人間にとって求められる能力は大別すると2つになるからです。
1つは専門分野での知識や経験です。
これは医者や弁護士などのような国家資格がいる仕事はもちろん、プログラマーや外国語を話せるなどのこともそうです。
私の場合で言えば、フォークリフトの免許ということになります。
しかしフォークリフトの免許を持っている人間はたくさんいますし、特にほかの人に比べて専門的な知識があるとは到底言えないようなものです。
こうした時に必要になるのは2つ目の管理者としてのマネジメント経験です。
平たく言えば人の上に立って、人を使って仕事をしてきた経験があるかどうかです。
仮に今の仕事を退職して次の仕事を探すとなった時にはこの経験は必ず役立つものになるはずです。
現在の仕事を続けてみて、自分が後にどのように考えるようになるのかはわかりませんが、とりあえずは今目の前にあることを頑張っていきたいです。

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