福祉職場の管理栄養士がどんなことに耐えきれず、転職を決意したか

・福祉職場のやりがい

 自分が社会のセーフティネットになれているのだ、目の前の人を大切にしようと思えることでした。

・思い出に残っている入所者

 私が就職したばかりの頃、「あなたはここの桜をまだ見たことがない?来年一緒に見ましょうね。」 と声をかけてくれた人のことはとても思い出に残っています。

・仕事で大変だったこと、なぜ転職を決意したか

 福祉の仕事にやりがいは感じていました。

 いろいろな事情があって入所してくる方々、人生の1ページとなり、その人を支えられるということを実感していました。

でも、どうしても耐えられないことがありました。

それは、職員同士の仕事の擦り付け合いです。

忙しいからでしょうね。

そして、福祉ならではの感情労働ということでしょう。

みんな、疲れ切っていて、みんな感情的です。

ここにどうしても耐えられませんでした。

そんな言い方しなくてもいいのに・・・とほぼ毎日思っていました。

ちょっとしたことでキレる人がおおく、嫌みな人も多く、それが本当につらかったです。

感覚もマヒしていて、若手職員には何を言っても良いという雰囲気でした。

私は管理栄養士ですが、調理師の方が数が多く、そして年配の人も多い。

だからずっと、ないがしろにされ続けました。

それに耐えられず、転職を決意しました。

若い女性ばかりの職場に転職したのですが、それはそれで大変ですね。

きついことは言いませんが、間接的に攻めてくるとことはあります。

でも、福祉職場で頭ごなしに否定されていた時のことを思うと、なんてことありません。

ぬるいところに転職できたなと思いますね。

福祉職場では、経験年数が長く、そして物言いが強いも人の勝ちなのです。

いくら、その主張がおかしくても、そうなのです。

とても印象的だったのは、牛乳が「2本足りなかった」という理由、ただそれだけの理由で、

調理師がぶち切れて、なんと、牛乳が足りませんでした、という報告書を書かされたのです。

ものすごく、時間の無駄だと思いました。

こんなところにいては、人生の時間を無駄にする、私の人生ではなくなる、と思いました。

いったいいくつ、くだらない報告書を書くのだろうか、数えきれないほどでしたので、

心底ばからしくなり、転職を決意しました。

転職する、と決めたらもう後は早かったです。

1か月以内に決めました。

まったく後悔はしていません。

むしろスカッとしましたね。

若年層をばかにし、ないがしろにしているとこうなる、と言えたと思います。

転職する理由は、決して人間関係とは言いませんでした。

「やりたいことがあるので」と。

それは半分本心でしたし。

ただ、もう半分は、もうあなたたちとは関わりたくないから、でした。

私にひどいことばを浴びせてきたおばさん調理師たちの目を丸くした顔が忘れられませんね。

「え!やめちゃうの!」と。

結局は、文句ばかり言いながらも管理栄養士である私がいなくなるのは困るのです。

ものすごい業務量でしたから、後任の方は困るとは思いますが、私がどれだけのことをこなしていたかを調理師も思い知るべきです。

いつもいつも、調理師の味方ばかりしていた上司にも、はっきりと自分の意見が言えてすっきりしました。

福祉職場でうまくやっていくためのノウハウは、とにかく列を乱さないこと、でしたので。

辞めると決まれば、言いたいことをはっきり言うことができました。

これは、管理栄養士の仕事ではない!時間外もきっちり請求します!

有給休暇はすべて消化します。

もう本当に、心底スカッとしました。

列を乱さないように、黙って仕事をしていれば福祉の職場ではそれなりにやっていけます。

でもそれでいいの?

それがあなたの人生なの?と。

もしもいま、福祉の職場で縮んで苦しい人がいるなら、言いたいことを言ってほしいです。

辞めたいなら、転職してほしいです。

転職した先でだって、いろいろなことはあると思います。

私も、今度は同年代の女性にとやかく言われるようになりましたし。

でも、時間の無駄ではありません。

自分の時間を生きている、と胸を張って言えます。

そういう人生を歩まなければ、いざ、自分が福祉施設に入所するような年になったとき、

ああすればよかった・・・と思うことになるでしょう。

やりたいことに向かうべきです。

もちろん、福祉の職場で耐えることは素晴らしいです。

人間的に成長できますし。

私は7年耐えました。

マタハラも、パワハラもありました。

でも、絶好のタイミングで転職できて、満足しています。

耐えて耐えて、どうしても無理だと思ったから・・・自分の人生だから。

私がいなくなったあとの施設のことを思うと、すこし寂しいですが、ここまで頑張ってきた自信もあります。

胸を張って、「ありがとう」と言って進むべき時なんだと思います。

嫌なことばかりだったけど、こんな大人にはなりたくないとも思えましたし、時間の概念も学べました。

おかしな人たちも多いところでしたが、ここまでやってきてよかったです。

もうこんな思いをしなくて良いんだ、と思ったらなんでも頑張れそうです。

これからは同年代の女性たちと、時代を引っ張っていくような仕事をします。

自分を大切にします。

楽しく、自分らしく生きます。

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